憲法出前講座のお知らせ


皆さまは「憲法」についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?

「憲法」とは、私たち一人一人の尊厳や人権・自由を守るために、国家権力が守るべきルールを定めたもののことです。日々の生活の様々な場面で、国家権力に「一人一人の人権をまもりなさい」と注文している日本国憲法は、まさに、「暮らしと人権を守る」という私たちの理念の出発点です。

一方で、現実にはその憲法からの注文を無視するような事態も次々と起こっています。自民党の改憲草案では、憲法の在り方を根本から変える内容が提案され、改憲に向けた議論も本格化しようとしています。

そこで、代々木総合法律事務所では、日本国憲法や憲法をとりまく問題を皆さんに身近に学んで頂けるように、弁護士が憲法講座を出前しております。

「そもそも憲法って何?法律とどう違うの?」「緊急事態条項って何?」「改憲草案にはどんな問題があるの?」など、みなさまからのご要望に合わせて、わかりやすくご説明いたします。

職場、組合、町内会、サークルなどなど、お呼びいただければどこへでも弁護士が「出前」でお話しにおうかがいいたします。少人数でもかまいません。ゆるーいカフェ形式も大歓迎です。どうぞお気軽にお声かけください。

お問い合わせ、申し込み電話番号 03-3379-5211

私たちのおもい ~今憲法が危ない!~

2015年9月、国民の反対の声や圧倒的多数の憲法学者たちの「憲法違反」の声を押し切って、安保法制(戦争法)が成立しました。2016年参議院選挙では、改憲勢力が3分の2の議席を占める結果となり、憲法を変えようという議論が現実化しようとしています。

こうした中で、日本国憲法から国家権力への「一人一人の人権をまもりなさい」という注文は、ますます無視されています。
安保法制(戦争法)は、集団的自衛権の行使容認により、アメリカの戦争に日本を巻き込ませるものであり、国民の平和に暮らす権利(平和的生存権)を脅かすものです。
また、医療、介護、生活保護など社会保障も大幅な改悪が具体化されており、今後格差はさらに拡大し、国民の暮らしはますます厳しいものになるでしょう。
さらに、沖縄の基地建設問題や、原発再稼働、労働法制改悪など、さまざまな局面で、人権を顧みない政治の横暴が引き起こされています。

しかし、「暮らしと人権を守る」という希望はまだまだ輝いています。
国民は決して改憲への道を選んだわけではありません。むしろ、2016年の参院選では、安保法制の廃止と立憲主義を取り戻すという一致点で市民と野党が共闘し、全国32の1人区のうち11の選挙区で統一候補が勝利しました。憲法改悪に反対し、平和を守り、民主主義を貫くという民意の大きな表れです。

私たち代々木総合法律事務所は、「暮らしと人権を守る」理念のもと、市民のみなさまとともに、日本国憲法に反する政治の動きや、憲法改悪の議論に対して「NO」の声を上げていきたいと思います。