弁護士 鳥飼康二

弁護士 鳥飼 康二(トリカイ コウジ)


経歴

●千葉県柏市出身
●京都大学農学部卒業、同農学研究科修了(応用生命科学)「食品成分のがん予防効果について研究していました」
●日本たばこ産業株式会社勤務(中央研究所)「たばこの煙中化学物質について研究していました」
●一橋大学法科大学院修了
●東京弁護士会(2011年)

主な取扱分野

【個人の方向け】
●民事・・・不動産トラブル、金銭の貸し借り、名誉毀損、交通事故、医療現場・介護現場・学校現場のトラブルなど
●家事・・・モラハラ、離婚、養育費、婚約不履行、認知、遺言書作成、遺産分割、成年後見、外国人の家事事件など
●労働・・・パワハラ、セクハラ、労災(特に精神疾患)、未払い残業代、不当解雇など
●刑事・・・逮捕されたときの対応(捜査段階の弁護)、起訴されたときの対応(公判段階の弁護)、犯罪被害に遭われた方の支援(刑事告訴など)

【企業の方向け】
●未払い債権の回収・・・財産調査、任意交渉、仮差押え、強制執行など
●契約書や約款の作成とチェック・・・法的トラブルを予防するためのお手伝い
●契約トラブルの対応・・・クレーム対応、契約書が無い場合の争いなど
●ビジネスサポート(顧問)・・・皆さまのビジネスがスムーズに進みますように、きめ細やかなアドバイスを迅速に提供致します

【私の特色】
●理系の知識や経験を活かして、科学的・技術的な内容が争点となる事件も扱います
●カウンセラーの技能を活かして、ご相談や相手との交渉を円滑に進めます(詳しくは後記)
●フットワークが軽いので、どこでも出向きます(関東圏以外でも裁判を複数やっています)
●外国人の方のご依頼でも、英語で対応致します (If you are non-Japanese, I would provide legal services in English.)

取組事件

〈民事分野〉
●自動車と自転車の交通事故の裁判において、保険会社が当初提示した金額の約1.8倍の賠償を命じる判決を勝ち取りました。
●傷害事件の被害者から過大な損害賠償を請求された裁判において、治療費と若干の慰謝料のみ支払う内容の判決を得ました。
●マンション内での発言について、言い掛かり的に名誉棄損で損害賠償を請求された裁判において、請求棄却の勝利判決を得ました。
●ゲーム開発の請負代金を一切支払わない元請業者に対する裁判において、契約書が一切存在しない中、様々な情況証拠を提出して、請求額の8割近い支払いを命じる判決を勝ち取りました。
●再開発業者から店舗賃借人が立退きを求められた裁判において、立退きを認めない勝訴判決を得ました。詳しくはこちらをご覧下さい。ムーンロード勝訴判決のご報告
●高齢者の自宅を売却する内容の売買契約書が作成されたため、売買無効(登記抹消)を求めた裁判において、売買無効を前提とする勝利的和解を成立させました。
●福島原発事故の避難生活を苦に自死された遺族の裁判において、東京電力に対し約4900万円の支払いを命じる判決を勝ち取りました。判例雑誌にも掲載されています(判例時報2237号78頁)。詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.kanzen-baisho.com/jishi1

〈家事分野〉
●婚約の約束を破られた女性の慰謝料請求訴訟において、約100万円の解決金を得る内容の和解を勝ち取りました。
●父親が子の認知を拒否した調停において、DNA鑑定を実施し、認知および養育費支払いを受ける内容の和解を勝ち取りました。
●子を連れて別居した妻に対する面会交流審判において、面会交流の頻度が争点となり、当方の主張に近い頻度の面会交流を勝ち取りました。
●配偶者が不貞行為によって子を出産した事例について、離婚および嫡出否認の判決を得ました。
●被相続人の財産費消が争いとなった相続人間の裁判において、無断費消として勝訴判決を得ました。
●特別受益、寄与分が争点となった相続人間の遺産分割調停において、相手方が当初提示した金額の約2倍の内容で和解を成立させました。
●ハーグ条約に基づく国際間の子どもの引き渡し請求裁判において、子どもの意思を尊重して、引き渡しを拒否できる(日本で居住できる)との決定を勝ち取りました。
●その他相続関連業務(公正証書遺言の作成、遺産分割についての相続人間の交渉代理など)も行っています。また、成年後見人を複数事例務めています。

〈労働分野〉
●経営悪化を理由に解雇された労働者の労働審判において、解雇無効を前提として給与6ヵ月相当の解決金を支払わせる内容の和解を勝ち取りました。
●飲食店を懲戒解雇された労働者の交渉において、懲戒解雇を撤回させ、会社都合退職にて、給与4ヵ月相当の解決金を支払わせる内容の和解を勝ち取りました。
●長時間労働を強いられ、トラック修理代の負担を求められた運転手の裁判において、給与6ヵ月相当の解決金を支払わせる内容の和解を勝ち取りました。
●中途採用の内定を取り消された労働者の裁判において、給与予定額4ヵ月相当の解決金を支払わせる内容の和解を勝ち取りました。
●作業場内の転倒事故(労災)について、会社側が労働者側の過失などを主張して損害を争った裁判において、約600万円の解決金を支払わせる内容の和解を勝ち取りました。
●上司からのパワハラによって退職に追い込まれた労働者の裁判において、パワハラを前提に給与6ヵ月相当の解決金を支払わせる内容の和解を勝ち取りました。
●飲食店店長に対して、管理監督者として扱われたため残業代が一切支払われていない事例について、勝訴判決を得ました。判例雑誌にも掲載されています(労働判例1158号76頁)。詳しくはこちらをご覧下さい。→ほっともっと店長事件・勝訴判決のご報告

弁護団活動

 弁護士登録して以来、福島原発事故による被害救済に取り組んでいます。避難者の集団訴訟において、避難指示区域や仮設住宅を訪れて被害実態を調査したり、法廷で原告本人尋問を実施して避難者の声を裁判官へ直接届けたり、放射線被ばくに対する不安を心理学的に考察したり、様々な観点から被害救済のために全力を尽くしています。くわしくはこちらをご覧ください。
●福島原発被害弁護団
http://www.kanzen-baisho.com/
●「生業を返せ、地域を返せ」福島原発訴訟弁護団
http://www.nariwaisoshou.jp/

仕事へのおもい

【新たな試み】
 2016年に、カウンセラーの資格を取りました。弁護士の仕事は、法律問題の解決と同じくらい、気持ちや感情の整理のお手伝いをすることが大事だと感じたからです。
 身近な人に相談しても、「あなたにも原因があるんじゃないの?」などと言われ、余計に傷ついたことはないでしょうか。他人にわかってもらえない辛さや悔しさを抱えたことはないでしょうか。ようやく法律事務所に辿り着いても、相談の最中に、過去の辛い経験を思い出してしまうことはないでしょうか。そのようなとき、気持ちや感情の整理ができるよう二人三脚で問題へ取り組んでいけたら、と考えています。
 そんなこといっても、「私の気持ちなんて誰にもわからない!」と思うときもあるでしょう。確かに、ご本人と同じ気持ちになることはできません。ただ、他人であっても、ご本人の気持ちを理解しようと努力することはできます。私は、そんな努力を心がけていきたいです。
 また、現代社会は、「コミュ障」などの言葉が広っているように、学校、職場、家庭の中で、生き辛さを感じやすい世の中だと思います。私も元来、コミュニケーションが得意な方ではないので、生き辛さを感じていたこともありました。もし、生き辛さを感じている方がいらっしゃいましたら、相談を通じて一緒にお話しする中で、少しでも生き辛さが和らいていただければ本望です。

【心に残る言葉】
 心理学を学ぶ中で、心に残る言葉を知りました。
過去他人は変えられない。しかし、今ここから始まる未来自分は変えられる。」当たり前のようだけど、とても意味深い言葉です。

【これから広げたいこと】
 最近、「仕事に役立つコミュニケーションスキルアップ講座」という講演会を開催し、好評をいただいております。「参加しやすく、わかりやすく」をモットーに、事例やクイズを交えながらの内容です。事業所など出張して講演を致しますので、お気軽にご用命ください。

【ハラスメントでお悩みの方へ】
 職場でのパワーハラスメント、家庭でのモラルハラスメント、大学でのアカデミックハラスメントのご相談を受けるとき、法律的な解決が難しいと感じることが多々あります。たとえば、証拠が乏しいため裁判で証明することが難しかったり、裁判をすれば勝てるかもしてないけれども職場、家庭などに居続けることは精神的に難しくなると想定されたり。
 このような場合、発想を少し転換して「自分を変えてみる」「上手な対処法を見つけてみる」という解決策をご提案します。つまり、ハラスメントを受けても、トレーニングによって「折れない心」を持つことができれば、ストレスをなるべく感じずに、職場や家庭に居続けることができるでしょう。具体的なトレーニングは、自分の言いたいことを適切な方法で伝えるトレーニング(アサーション)や、ネガティブ思考になりがちな物事の受け止め方(認知のクセ)を修正するトレーニング、などです。
 以上のように、ハラスメントでお悩みの方に対しては、法律的視点だけでなく、カウンセリング的視点からのアドバイスもご案内できればと考えています。

講師活動

 これまで、以下の内容の講師活動を行いました。出張講演を行いますので、お気軽にご用命下さい。
●労働カフェ(労働に関する法律、身近な労働問題などをクイズ形式で講演)
●憲法カフェ(日本国憲法の成り立ち、身近な憲法事例などをクイズ形式で講演)
●職場におけるパワハラ対応
●医療現場、介護現場におけるクレーム対応
●身近な相続遺言(遺言書の書き方、遺産争いの事例などをクイズ形式で講演)
●消費者被害(訪問販売、クーリングオフ、振り込め詐欺などをクイズ形式で講演)
●身近な事故(交通事故、学校事故、介護事故などをクイズ形式で講演)
●借地と借家の法律問題(地代、更新料、立退き、原状回復などの問題をクイズ形式で講演)

趣味

 30歳を過ぎてから、健康作りのために、ジョギングをはじめました。せっかくだから大会に出てみようと思い、10キロのマラソン大会に出場し、完走しました。その後、ハーフマラソン、30キロマラソン(青梅マラソン)を完走し、2012年から、フルマラソンに出場・完走しています(湘南国際マラソン、横浜マラソン、霞ケ浦マラソンなど:自己ベスト3時間36分)。
 健康作りではじめたジョギングですが、今ではすっかり趣味となってしまいました。ジョギングをしながら、煮詰まっている仕事や課題を考えていると、フッと良いアイデアが浮かぶことがあります(きっと、脳内の血流が良くなるからでしょう)。夕陽を見ながら多摩川の土手沿いを走るときが一番の贅沢な時間です。

著書、所属団体など

●資格・・・産業カウンセラー(一般社団法人日本産業カウンセラー協会)
(現在も産業カウンセラーの上位資格を目指して勉強を続けています。)
●所属団体・・・青年法律家協会、日本労働弁護団、自由法曹団、日本薬学会、日本癌学会、など
●著作・・・
【主著】
「放射線被ばくに対する不安の心理学」環境と公害44巻4号31-38頁
「たばこ煙中成分の前駆体研究」Food and Chemical Toxicology, 2005, 43, 559-568
「たばこ煙中成分の発生条件研究」Food and Chemical Toxicology, 2004, 42, 1409-17
【共同研究】
「食品成分の炎症、発がん等への影響」
Agric Food Chem., 2001, 49, 5674-8
Biosci Biotechnol Biochem., 2000, 64, 1909-14
Biosci Biotechnol Biochem., 2000, 64, 2504-7
Cancer Res., 1998, 58, 4832-9
Cancer Res., 2000, 60, 5059-66
Carcinogenesis, 2000, 21, 1899-907
Cancer Lett., 1999, 140, 37-45
Free Radic Biol Med., 2001, 30, 967-78
Free Radic Biol Med., 2003, 35, 997-1007
J Biol Chem., 2002, 277, 2687-94